2019年05月24日

番外編 とあるホモの願い

松浦大悟氏は同じLGBT当事者に糾弾されたのか、それとも松浦氏が嘘をついているのか?

冨田格さんが書かれた上記の記事を、
実に興味深く読ませていただいた

ことのきっかけはこの記事の冒頭にも掲載されている松浦さんのツィート


明治大学の鈴木賢教授がまたウソを振りまいている。私は正月にあなたのマンションに呼び出され、複数のLGBT活動家に囲まれ糾弾されました。そこで私が言ったのは「糾弾されたからといって、大の大人が考えを変えるとでも思っているのですか?」ということ。曲解した言説を流すのはやめてください。


これに対して鈴木教授側が
「みんなで楽しく飲んでいたではないか」といった感じで、
確かに和気あいあいとみんなで飲んでいる様子や
集合写真をアップして、
松浦さんが嘘をついている、という反論している、という流れ

僕はその新年会の内容がどうであれ、
松浦さんが鈴木教授の自宅に招かれていた、
というのが何よりの驚きであったし、
同時に、これまでにない違和感があったの

今回はそのあたりを自分なりに整理しつつ、
「番外編」として書いてみます






まず私は1月の話が半年近くたった、今になって出てきたのか、
という点を少し探ってみることにした

要するに松浦さんのいう「鈴木教授がウソを振りまいている」なる
ツィートが、どういった流れで出てきたのか、
ということです

まず、5月16日に松浦さんは以下のようなツィートをされている


憲法24条は同性婚を想定していないのだから法制化できるとLGBT左派はいうが、これは大いなる印象操作。
「想定していない」=「禁止していない」ではなく「禁止しているわけではないが、認めているわけでもない」という意味。だからちゃんと国民の憲法意思を憲法に書き込むべきなのだ。


これに対し、鈴木教授の知人?であるAさん(あえて伏せる)が以下のように述べている


想定していないことについて「禁止しているわけでもないが認めているわけでもない」なんていうトリッキーな解釈を持ち出すのは間違いだ。国会で政府は「想定していない」以上の答弁はしていない。

とにかく同性婚一斉訴訟中だ。原告意外の当事者は、静かに見守るか応援するかの二択だと思うが。


このAさんのツィートは冷静な視点で書かれているという印象があります
こういうのが意見であり、議論につながっていく、と個人的には感じる次第です

ここで続いてBさんが出てきて以下のように述べます


「想定していない」って、「禁止しているわけではない」だけでいのでは?「認められているわけでもない」は明らかに変。憲法学者のほとんどは「憲法の性質上は認めると解釈される」と言っている。集団的自衛権よりもよっぽど無理のない「解釈」なんだと思うけど、なんでこの人勝手に解釈するわけ?


実際に憲法学者さんも述べられていますから、
これはまたBさんの意見として尊重しましょう

ここで再びAさんのツィートです


前も指摘したのですけれど(彼はブロックしているから読んでいないでしょうが)禁止のニュアンスを含む場合は「してはならない」と書かれているはずでしょう。

何度も何度も(他の人も)繰り返し指摘していること。改憲して同性婚をという主張は、改憲派に何らかの秋波を送っているということでは?


ここで再びBさんがツィート


そうですよ。改憲派に阿るだけのツィートです。


といった冷静な意見のやりとりがあって、
ここで鈴木教授と思われるアカウントが登場して
以下のように述べるのです


この歳になって考えを変えることはできない。正月に直接こう言われました。この人とは議論は成立しないんです。


これが冒頭の松浦さんのツィート


明治大学の鈴木賢教授がまたウソを振りまいている。私は正月にあなたのマンションに呼び出され、複数のLGBT活動家に囲まれ糾弾されました。そこで私が言ったのは「糾弾されたからといって、大の大人が考えを変えるとでも思っているのですか?」ということ。曲解した言説を流すのはやめてください。


へとつながります

ちなみに、鈴木教授と思われるアカウントをたどっていくと、
5月5日にも同性婚訴訟に参加されている方に対して、
以下のようなツィートがありました


お疲れ様です。松浦さんには何を言っても通じません。僕は直接言いましたが、この歳になって考えを変えるのは無理だと言われました。議論は最初から成り立たないのです。


僕が感じた違和感はまさにこの鈴木教授と思われるアカウントの、
こういったツィートの数々です

ちなみに、昨年末の段階で、松浦さんは鈴木教授に攻撃されているとして、
以下のようなツィートをしています




この鈴木教授と思われるアカウント、
自分が気に食わないと思う相手には
「アホ」だの「バカ」だの「こいつ」だの言いたい放題なんですよね(笑)

これは松浦さんだけに対するものだけではありません
冨田さんに対するもの、
LGBT活動に疑問を呈するものに対するものなんてひどいものですし、
まさに誹謗中傷と呼べるもので、
基本的にそのスタンスは未だに変わっていません

しかしながら、年が明けてからの松浦さんに対するツィート「だけ」には、
明らかな変化が見られます
上記のツィートも「松浦さん」とさん付けですし、
その上のツィートも「この人」と、
松浦さんに対して「だけ」は明らかに表現が変わっているのです
他の方に対しては相変わらず「こいつ」だの
「アホ」だの「低能」だのを連発しています

5月4日、これはよるバズを見ながらなんでしょうな、

「全く噛み合っていない」「自分を売り込むのに必死なんだよね。イタイ」「言っていることが相変わらずめちゃくちゃ」

といったツィートがありますが、以前に比べると随分ソフトになった印象があります

この間に何があったのかと言えば、冒頭の新年会です
ここで松浦さんと鈴木教授は初めて顔をあわせた、とのこと

あくまで自分の想像にすぎませんが、
鈴木教授側が7人いて松浦さんが1人で乗り込んでいっているのですから、
松浦さんが「糾弾会」と受け止めるのもいざ仕方ないことなのかな、
なんて気もします

同時に、松浦さんのことですから、
自分の考えは一気に述べたことでしょう
鈴木教授にしてみれば、
松浦さんのように自分の考えを述べる方に会ったことがなかったのではないでしょうか

それはお互いにとって、
これまでのわだかまりを解消できるような、
充実した時間であったのではなかろうか、とも思うのです

冨田さんの記事の最後には
松浦さんと鈴木教授がハグしている写真が掲載されていますが
僕が注目したのはその後ろに写っているダウンを着た男性が、
めちゃくちゃ嬉しそうな表情をしていることです

この方は、明らかにカメラを意識することなく、
ハグしている2人を見て笑顔を浮かべている

僕は松浦さんが嘘を言っているとは思いません
ツィートも、冨田さんの取材に対するものも
素直に感じたことを述べている、と思います

しかし、鈴木教授の側にしてみれば、
似たような考えの面々でいつものように飲んでいた中
松浦さんのような、これまでにないキャラの方が現れた、、、、
という状況であったといえます

それは鈴木教授の周囲にいた方にとっても
新鮮かつ、充実した時間となったのではないでしょうか

それが、松浦さんと鈴木教授の後ろにいる男性の、
非常に楽しげというか、嬉しげな表情につながっていると感じます

強調しますが、あくまで私の勝手な想像です

松浦さんが反応した今回の鈴木教授と思われるツィート、

この歳になって考えを変えることはできない。正月に直接こう言われました。この人とは議論は成立しないんです。

ですが、
昨年までの鈴木教授の態度なら、
「このアホとは話にならない」の一言だったと思います(笑)

で、これを受けた松浦さんが、
「え、あの時あれだけ議論したじゃないですか!」
という思いで冒頭のツィートにつながってるのではなかろうか、
なんて気がします

その後は鈴木教授自身は松浦さんにとやかく言っている訳でもなく、
その場にいなかった、
日頃から松浦さんを攻撃している面々が
「松浦さんが嘘を言っている」
「早く病院に行った方がいい」などと、
松浦さんを貶める発言をしているといった印象です

鈴木教授と思われるアカウントはこの件について、
以下のように述べています


真相としては、鈴木賢教授の自宅で開催されていた「新年会」に、Gさんが松浦大悟さんを誘い、彼がやって来たというだけです。そして、松浦さんの持論である「改憲で同性婚を実現しよう」という主張が、筋違いであると指摘されたにすぎません。


注目したいのはここでもきちんと「松浦さん」と述べていることで、
文章全体も丁寧です

私が思うに、鈴木教授にしてみれば、
「え、松浦さん、いきなりこんなことで騒ぎ出すの?」
とキョトンとしているのではないでしょうか

IMG_6096.jpg

本当のことを言いますと、
はこの記事を書き始めるまで、
「鈴木教授、けしからん」そんな思いでした

しかしながら鈴木教授と思われるアカウントのツィートをたどっていくと、
明らかに松浦さんに対する態度「だけ」が変わっているのです

何より、鈴木教授側が松浦さんを糾弾しようと考えていたのなら、
わざわざ鈴木教授が自分の自宅に招くといったことをするだろうか、
なんてことも思うのです

これが個室の居酒屋だったとか、料理屋だった、というならまだしも、
自宅です
鈴木教授は自らのプライベートな空間に松浦さんを招き入れたとも言えますし、
それだけ松浦さんのことを信用しているということの裏返しではないでしょうか

1月5日、松浦さんが出演していた「よるバズ」には、
鈴木教授にしてみれば宿敵ともいえる小川榮太郎さんも出演していました
これまでの鈴木教授の態度からいけば
「またこのアホが適当なことを言っている」
などと罵詈雑言を書き並べて終了だったかもしれません

しかしながら、呼ぼうと言い出したのは誰にせよ、
鈴木教授は自宅に松浦さんを招いているのです

同時に、この新年会に居合わせたメンバーの中に、
日頃から松浦さんに牙をむいているライター系の方や、
自称トランス系の方が存在していない、
いたのは普段から松浦さんを松浦さんを攻め立てているような方々ではない、
というのも私が妙に引っかかっている点です

むしろ、LGBT活動家の中でも、
筋の通った活動をされいてる方々です

この新年会に呼ばれた訳でもない方々が、
今現在、松浦さんに対し罵詈雑言を続けている、
というのが実情ではないでしょうか

僕にはやはり鈴木教授も松浦さんも嘘をついているとはとても思えません
鈴木教授側は呼んだ側で、松浦さんはそれに応じた、
互いに歩み寄ろうとした者同士の、
ちょっとしたボタンの掛け違いである、そんな気がしています

大丸2

僕は何度か書いてる通り、
LGBTのうち、LGBに対する法律の制定は不要だと考えていますから、
松浦さんとは根本的に考え方が違います

しかしながら、同性婚に関しては、
今現在は必要とは感じていないというのが本音でして、
賛成派、反対派、双方の意見はちゃんと聞きたい

少なくとも、鈴木教授も松浦さんも、
同性婚の実現という点においては
目指す先は同じであるはずです

僕は、長らく閉塞感に満ちあふれていたLGBTの世界において、
松浦さんは様々な意見を取り入れた上で世間に発信していただける、
非常に類まれな存在であると思っています

今一度、鈴木教授と腹を割って話してほしい
同時にいつか、
同世代の同性愛者として
松浦さんと楽しい酒が飲める日が来ることを願って、
今回の番外編を終了します




posted by かずと at 17:00 | ホモのひとりごと