2019年06月04日

「はてな」に帰ります

さんざん悩んだのですが、
ふたたびブログを「はてな」に里帰りすることにしました

理由はこれ↓です

IMG_65872.jpg

別のサイト運営のため「さくらのサーバー」を借りているのですが、
これに付随する「さくらのブログ」が
どうにもこうにもhttpsに対応する気配がない(涙)

そんなもので1年前まで使っていたアカウントで、
今後も「ひとりごと」をつぶやいていきます

里帰り先のURLは以下の通りです

https://yopparae.hateblo.jp/

このブログはそのまま放置し、
反響のあった記事などを中心に
少しずつ里帰り先に転載していきます

今後ともお付き合いいただければ幸いです

かずと
posted by かずと at 10:26 | ホモのひとりごと

2019年05月29日

炊き込みご飯、アジの開き




先日、登山家の野口健さんが、
富士山で救助要請した登山者が連絡せずに下山したことについて
苦言を呈していたけれど、
遭難救助において今と昔で一番違うのは、
遭難者が直接、携帯電話で救助要請することになった、ということか

私が山小屋で勤め始めた頃は、
遭難の第一報というのはまず山小屋に入り、
小屋のスタッフが遭対無線を持って現場を確認、
天候が良ければヘリを呼ぶし、
ヘリが無理なら応援を要請、
みたいな流れがあった

てなもんで、野口さんのツィートを見た時、
昔なら考えられないような事例だよなあ、
なんてことも思ったりした

それにしても人騒がせというか、
自分勝手な人だよなあ、とつくづく思う






で、
私がいた小屋には夏の最盛期に山岳警備隊や遭難対策協議会の方々が常駐していたので、
実際に私が遭難現場に行った回数は大したことなけれど、
その少ない経験の中でも「何だかなあ」と思うことはあった

私が19だか20歳だった頃のこと、
怪我してる人がいる、
なんていう連絡を受けて、とりあえず現場に行ったら、
カラダの大きなオッサンが足を怪我してて
私は為す術もなくその場で県警にヘリをお願いした

素人の私にできることなんて、
現場の状況を伝えることと、
ヘリの誘導くらいである

「しばらくお待ちくださいね」と私なりに励まして、
その方も痛みをこらえながら、
「すまんのお、兄ちゃん、すまんのお」
なんてことを言っていた

そのうち県警ヘリが空港を離陸した、
なんて連絡が入って、
10分か15分もすれば来ますよ、
なんて話をしたらオッサンも「ありがとな」と笑顔を浮かべていた、
はず、である

すると、それまではピーカンだったのだけど
あたりが急にガスに包まれて、一気に視界不良に陥った
ま、山では日常茶飯事の光景である

結局、ヘリも音が聞こえるところまで来ていたのだけど
引き返すことになった

すると、その怪我しているおじさんが、
「どうなってんだ、こらあ!」みたいな感じで
激怒し始めたのだ

世間知らずの若造だった私は
世の中にはこんなことで怒りだす人がいるのかと、
ただただ唖然というか呆然としてしまって、
いくつかの事例と記憶が混乱しているのか
あいまいな記憶しか残っておらず
最終的にはピックアップしてもらったはずなんだけど
その間、私はおっさんに罵声を浴び続けていたことだけははっきりと覚えている

それ以外にも理不尽な経験なんていくらでもしてきているし、
世の中には「感謝」ってことを知らない自分勝手な大人が大勢いることも
身をもって知っているつもりだ

大丸2大丸2大丸2

で、最近驚くのは
「自分は感謝を知らない勝手な人間である」
ということを平然とツイッターなどで発してしまう人が増えたことである

よろしくないよなー、と思うのは、
あまりにも自身の主張が強すぎて、
そういったことに全く気づいていないということか

冒頭の、ゲイの方の事例なんてまさにそれに該当するといえるだろう

この方の経験や主張がいかがなものであれ、
わざわざ来てくれた救急隊員に対する感謝の気持ちがゼロであることに
私は暗澹とした気分になってしまう

おまけに救急隊員の言動に激怒して
出発前だったので救急車を降りたとか
まるで武勇伝のように書いてるけど、
それなら最初っから救急車を呼ぶまでもなかったのではなかろうか、
なんて気もする
激怒するなんて元気な証拠だ

だいたいこの方が緊急時にもかかわらず
救急車を降りるほど隊員の言動に立腹したのであるなら、
ネットでこの話を晒す前に、
自治体なり消防署なりに
「今後はこういった配慮もお願いします」と申し出ればいい「だけ」の話なのよな

そういったことが
「わが町でもパートナーシップ制度が必要かな」と
自治体に考えさせるきっかけになるはずなのだ

しかしながらこの方はブチ切れただけである

結局、この方は問題である!と騒いでいるだけで、
自らは一切問題解決のための努力をしていない、
といえる

LGBTの主張にありがちなパターンであり、
「病院でこんな仕打ちを受けた」だの「不動産屋でこんなことを言われた」だの
この手の主張をする多くの方がそのことに気づいていない

こんな話ばかり「けしからん」と発せられたら、
単にLGBTなんて自分勝手な人たちになっちゃいますよ

いや、すでになってるか(笑)






旦那と風呂に入るたび、
「昔はもう少し腹筋もあったよね」
と散々嫌味を言われ続け
「40代なかばになると腹は出てくるものだ」
と言い逃れをしてきたけれど、
恐る恐る体重計に乗って、
さらに冷静に鏡の前で裸になってみれば、
思った以上に自分が中年の親父に成り果てていることに愕然となる

さらに、旦那が「痩せの大食い」であるもので、
今まであまり考えたことがなかったのだけど、
そもそも私が山小屋とか社員寮でガッツリしたメニューを提供し続け、
その感覚が抜けないまま献立を考えているところがあり、
30代なかばの旦那はまだしも、
40代なかばの私が太ってしまうのは当然、と言えた

ぼちぼちいろいろ考えないといけないのだろうけど、
なかなか適当な案が思い浮かばない

大丸2大丸2大丸2

ちょっと前にネットで「きのう何食べた?」を見ていたら、
旦那が「炊き込みご飯食べたいねえ」などと言い出して、
うちは玄米だし、今度白米買ってきてくれたら作ってあげるわ、
と適当なことを言ってたら、
旦那が本当に白米を買ってきた

炊き込みご飯、と言っても、
私の場合はレトルトの「素」を買ってきて、
投入して炊くだけであるから、
楽っちゃ楽である

今宵のおかずはアジの開きに、
ほうれん草と切り干し大根の和え物、
白菜とツナの煮物

0715aa.jpg

夕食の準備をしていると、
醤油の焦げた、何ともいい香りが台所に充満してくる
やがて、炊きあがりを告げるアラームがなった

さっそくフタを開けて、
しゃもじでかき混ぜればそれだけで幸せな気分になってくる
私はさっそく味見がてら一口食べてみた
うーん、旨い!!

しかしながら、旦那はなかなか帰ってこない

私は仕方なく、グラスに氷を入れ、
焼酎をなみなみと注いだ
ぐびりと飲んで、小皿にちょこっと盛った炊き込みご飯をつまむ
こりゃ最高だわ、とまんない、
もう一口、さらにもう一口、ついでにもう一杯、さらにもう一杯

ま、この日は炊き込みご飯をつまんでいたが、
いつもはこの時間に柿の種とかボリボリ食べつつ飲んでるわけで
私が太ってくるのは当然のことである、そんな気もする
結論からいえば私のメニューが問題というよりは、
旦那の帰宅が遅い方が問題なのだ、と勝手に納得する

旦那が帰宅した頃にはすでに腹いっぱい、
かなり出来上がっている状況であったが、
この時間まで健気に待っていたヨメを演じつつ、
私は旦那と一緒にご飯を食べた




posted by かずと at 08:00 | ホモのひとりごと

2019年05月24日

番外編 とあるホモの願い

松浦大悟氏は同じLGBT当事者に糾弾されたのか、それとも松浦氏が嘘をついているのか?

冨田格さんが書かれた上記の記事を、
実に興味深く読ませていただいた

ことのきっかけはこの記事の冒頭にも掲載されている松浦さんのツィート


明治大学の鈴木賢教授がまたウソを振りまいている。私は正月にあなたのマンションに呼び出され、複数のLGBT活動家に囲まれ糾弾されました。そこで私が言ったのは「糾弾されたからといって、大の大人が考えを変えるとでも思っているのですか?」ということ。曲解した言説を流すのはやめてください。


これに対して鈴木教授側が
「みんなで楽しく飲んでいたではないか」といった感じで、
確かに和気あいあいとみんなで飲んでいる様子や
集合写真をアップして、
松浦さんが嘘をついている、という反論している、という流れ

僕はその新年会の内容がどうであれ、
松浦さんが鈴木教授の自宅に招かれていた、
というのが何よりの驚きであったし、
同時に、これまでにない違和感があったの

今回はそのあたりを自分なりに整理しつつ、
「番外編」として書いてみます






まず私は1月の話が半年近くたった、今になって出てきたのか、
という点を少し探ってみることにした

要するに松浦さんのいう「鈴木教授がウソを振りまいている」なる
ツィートが、どういった流れで出てきたのか、
ということです

まず、5月16日に松浦さんは以下のようなツィートをされている


憲法24条は同性婚を想定していないのだから法制化できるとLGBT左派はいうが、これは大いなる印象操作。
「想定していない」=「禁止していない」ではなく「禁止しているわけではないが、認めているわけでもない」という意味。だからちゃんと国民の憲法意思を憲法に書き込むべきなのだ。


これに対し、鈴木教授の知人?であるAさん(あえて伏せる)が以下のように述べている


想定していないことについて「禁止しているわけでもないが認めているわけでもない」なんていうトリッキーな解釈を持ち出すのは間違いだ。国会で政府は「想定していない」以上の答弁はしていない。

とにかく同性婚一斉訴訟中だ。原告意外の当事者は、静かに見守るか応援するかの二択だと思うが。


このAさんのツィートは冷静な視点で書かれているという印象があります
こういうのが意見であり、議論につながっていく、と個人的には感じる次第です

ここで続いてBさんが出てきて以下のように述べます


「想定していない」って、「禁止しているわけではない」だけでいのでは?「認められているわけでもない」は明らかに変。憲法学者のほとんどは「憲法の性質上は認めると解釈される」と言っている。集団的自衛権よりもよっぽど無理のない「解釈」なんだと思うけど、なんでこの人勝手に解釈するわけ?


実際に憲法学者さんも述べられていますから、
これはまたBさんの意見として尊重しましょう

ここで再びAさんのツィートです


前も指摘したのですけれど(彼はブロックしているから読んでいないでしょうが)禁止のニュアンスを含む場合は「してはならない」と書かれているはずでしょう。

何度も何度も(他の人も)繰り返し指摘していること。改憲して同性婚をという主張は、改憲派に何らかの秋波を送っているということでは?


ここで再びBさんがツィート


そうですよ。改憲派に阿るだけのツィートです。


といった冷静な意見のやりとりがあって、
ここで鈴木教授と思われるアカウントが登場して
以下のように述べるのです


この歳になって考えを変えることはできない。正月に直接こう言われました。この人とは議論は成立しないんです。


これが冒頭の松浦さんのツィート


明治大学の鈴木賢教授がまたウソを振りまいている。私は正月にあなたのマンションに呼び出され、複数のLGBT活動家に囲まれ糾弾されました。そこで私が言ったのは「糾弾されたからといって、大の大人が考えを変えるとでも思っているのですか?」ということ。曲解した言説を流すのはやめてください。


へとつながります

ちなみに、鈴木教授と思われるアカウントをたどっていくと、
5月5日にも同性婚訴訟に参加されている方に対して、
以下のようなツィートがありました


お疲れ様です。松浦さんには何を言っても通じません。僕は直接言いましたが、この歳になって考えを変えるのは無理だと言われました。議論は最初から成り立たないのです。


僕が感じた違和感はまさにこの鈴木教授と思われるアカウントの、
こういったツィートの数々です

ちなみに、昨年末の段階で、松浦さんは鈴木教授に攻撃されているとして、
以下のようなツィートをしています




この鈴木教授と思われるアカウント、
自分が気に食わないと思う相手には
「アホ」だの「バカ」だの「こいつ」だの言いたい放題なんですよね(笑)

これは松浦さんだけに対するものだけではありません
冨田さんに対するもの、
LGBT活動に疑問を呈するものに対するものなんてひどいものですし、
まさに誹謗中傷と呼べるもので、
基本的にそのスタンスは未だに変わっていません

しかしながら、年が明けてからの松浦さんに対するツィート「だけ」には、
明らかな変化が見られます
上記のツィートも「松浦さん」とさん付けですし、
その上のツィートも「この人」と、
松浦さんに対して「だけ」は明らかに表現が変わっているのです
他の方に対しては相変わらず「こいつ」だの
「アホ」だの「低能」だのを連発しています

5月4日、これはよるバズを見ながらなんでしょうな、

「全く噛み合っていない」「自分を売り込むのに必死なんだよね。イタイ」「言っていることが相変わらずめちゃくちゃ」

といったツィートがありますが、以前に比べると随分ソフトになった印象があります

この間に何があったのかと言えば、冒頭の新年会です
ここで松浦さんと鈴木教授は初めて顔をあわせた、とのこと

あくまで自分の想像にすぎませんが、
鈴木教授側が7人いて松浦さんが1人で乗り込んでいっているのですから、
松浦さんが「糾弾会」と受け止めるのもいざ仕方ないことなのかな、
なんて気もします

同時に、松浦さんのことですから、
自分の考えは一気に述べたことでしょう
鈴木教授にしてみれば、
松浦さんのように自分の考えを述べる方に会ったことがなかったのではないでしょうか

それはお互いにとって、
これまでのわだかまりを解消できるような、
充実した時間であったのではなかろうか、とも思うのです

冨田さんの記事の最後には
松浦さんと鈴木教授がハグしている写真が掲載されていますが
僕が注目したのはその後ろに写っているダウンを着た男性が、
めちゃくちゃ嬉しそうな表情をしていることです

この方は、明らかにカメラを意識することなく、
ハグしている2人を見て笑顔を浮かべている

僕は松浦さんが嘘を言っているとは思いません
ツィートも、冨田さんの取材に対するものも
素直に感じたことを述べている、と思います

しかし、鈴木教授の側にしてみれば、
似たような考えの面々でいつものように飲んでいた中
松浦さんのような、これまでにないキャラの方が現れた、、、、
という状況であったといえます

それは鈴木教授の周囲にいた方にとっても
新鮮かつ、充実した時間となったのではないでしょうか

それが、松浦さんと鈴木教授の後ろにいる男性の、
非常に楽しげというか、嬉しげな表情につながっていると感じます

強調しますが、あくまで私の勝手な想像です

松浦さんが反応した今回の鈴木教授と思われるツィート、

この歳になって考えを変えることはできない。正月に直接こう言われました。この人とは議論は成立しないんです。

ですが、
昨年までの鈴木教授の態度なら、
「このアホとは話にならない」の一言だったと思います(笑)

で、これを受けた松浦さんが、
「え、あの時あれだけ議論したじゃないですか!」
という思いで冒頭のツィートにつながってるのではなかろうか、
なんて気がします

その後は鈴木教授自身は松浦さんにとやかく言っている訳でもなく、
その場にいなかった、
日頃から松浦さんを攻撃している面々が
「松浦さんが嘘を言っている」
「早く病院に行った方がいい」などと、
松浦さんを貶める発言をしているといった印象です

鈴木教授と思われるアカウントはこの件について、
以下のように述べています


真相としては、鈴木賢教授の自宅で開催されていた「新年会」に、Gさんが松浦大悟さんを誘い、彼がやって来たというだけです。そして、松浦さんの持論である「改憲で同性婚を実現しよう」という主張が、筋違いであると指摘されたにすぎません。


注目したいのはここでもきちんと「松浦さん」と述べていることで、
文章全体も丁寧です

私が思うに、鈴木教授にしてみれば、
「え、松浦さん、いきなりこんなことで騒ぎ出すの?」
とキョトンとしているのではないでしょうか

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本当のことを言いますと、
はこの記事を書き始めるまで、
「鈴木教授、けしからん」そんな思いでした

しかしながら鈴木教授と思われるアカウントのツィートをたどっていくと、
明らかに松浦さんに対する態度「だけ」が変わっているのです

何より、鈴木教授側が松浦さんを糾弾しようと考えていたのなら、
わざわざ鈴木教授が自分の自宅に招くといったことをするだろうか、
なんてことも思うのです

これが個室の居酒屋だったとか、料理屋だった、というならまだしも、
自宅です
鈴木教授は自らのプライベートな空間に松浦さんを招き入れたとも言えますし、
それだけ松浦さんのことを信用しているということの裏返しではないでしょうか

1月5日、松浦さんが出演していた「よるバズ」には、
鈴木教授にしてみれば宿敵ともいえる小川榮太郎さんも出演していました
これまでの鈴木教授の態度からいけば
「またこのアホが適当なことを言っている」
などと罵詈雑言を書き並べて終了だったかもしれません

しかしながら、呼ぼうと言い出したのは誰にせよ、
鈴木教授は自宅に松浦さんを招いているのです

同時に、この新年会に居合わせたメンバーの中に、
日頃から松浦さんに牙をむいているライター系の方や、
自称トランス系の方が存在していない、
いたのは普段から松浦さんを松浦さんを攻め立てているような方々ではない、
というのも私が妙に引っかかっている点です

むしろ、LGBT活動家の中でも、
筋の通った活動をされいてる方々です

この新年会に呼ばれた訳でもない方々が、
今現在、松浦さんに対し罵詈雑言を続けている、
というのが実情ではないでしょうか

僕にはやはり鈴木教授も松浦さんも嘘をついているとはとても思えません
鈴木教授側は呼んだ側で、松浦さんはそれに応じた、
互いに歩み寄ろうとした者同士の、
ちょっとしたボタンの掛け違いである、そんな気がしています

大丸2

僕は何度か書いてる通り、
LGBTのうち、LGBに対する法律の制定は不要だと考えていますから、
松浦さんとは根本的に考え方が違います

しかしながら、同性婚に関しては、
今現在は必要とは感じていないというのが本音でして、
賛成派、反対派、双方の意見はちゃんと聞きたい

少なくとも、鈴木教授も松浦さんも、
同性婚の実現という点においては
目指す先は同じであるはずです

僕は、長らく閉塞感に満ちあふれていたLGBTの世界において、
松浦さんは様々な意見を取り入れた上で世間に発信していただける、
非常に類まれな存在であると思っています

今一度、鈴木教授と腹を割って話してほしい
同時にいつか、
同世代の同性愛者として
松浦さんと楽しい酒が飲める日が来ることを願って、
今回の番外編を終了します




posted by かずと at 17:00 | ホモのひとりごと

2019年05月21日

高山と奥飛騨温泉郷

ちょっと古いけど、5月8日に配信された共同通信の記事を拝借


パートナー制度導入求め要望書 LGBTら埼玉・草加市に

性的少数者(LGBT)のカップルをパートナーとして公的に認める「パートナーシップ制度」の導入を求め、埼玉県の当事者や支援者でつくる「レインボーさいたまの会」が8日、同県草加市に要望書を提出した。同会によると今後、県と県内全63市町村に順次提出する方針。当事者らが一つの都道府県内の全市町村に要望書を出すのは全国初という。

要望書では、LGBTに該当する人が全国で7.6%に上るとの民間調査を踏まえ、県内にも多くの当事者が存在すると指摘。パートナーシップ制度の創設や啓発活動、差別禁止の条例制定などを求めた。


記事にもあるように、草加市への要望というのはあくまで第一弾のようで、
埼玉県内全63市町村に要望していくというのだから、
「レインボーさいたまの会」さんに関しては本気度が見えてくる、
そんな気がしなくもない

その後、以下のように要望を出し続けているようだ















この要望書を出した「レインボーさいたまの会」さんの気持ちは
他の都市でも広まりつつあるパートナーシップ制度をわが町でも、
という点においては分からなくともない

5月19日のツィートにいったいどのような要望書を提出したか、
文書の画像が掲載されていたので、
書き出してみた

読んで見ると印象が変わってくる


台和元年5月15日
チーム所沢代表

性的少数者にフレンドリーな◯◯を目指す要望書提出について

性的少数者は日本に多く暮らしており、その生活の困難さや生きづらさは徐々に認知され、積極的に手を差し伸べる自治体も僅かながら増えてきました。

埼玉県においても、下記について、7682名が賛同するとおり、パートナーシップ認証制度をはじめ、性的少数者に対する諸施策の取り組みを積極的に進めていただけますよう要望いたします。なお、別紙1にて、貴市に対して求める重点施策、別紙2にて署名者の要望を添付いたします。

要望の要旨:埼玉県内の市町村において、性的少数者に関する取り組みを推進し、性的少数者にフレンドリーな自治体を目指してください

LGBTに該当する人は全体の7.6%(13人に1人)に該当するという分析もあります。埼玉県内の全ての人が、活き活きを募らせる“彩”のある地域社会を実現するため、以下のことをお願いいたします。

1.各自治体において、性的少数者に関する啓発活動を行い、理解を増進してください
2.自治体が行っている様々な施策に関して、性的少数者に対する対応について検討してください
3.東京都渋谷区や世田谷区などで行われている、パートナーシップ認証制度を創設してください
4.性的少数者に対する差別禁止の条例制定など、性的少数者が抱える様々な問題に対する取り組みをしてください
5,以上のことを通して、性的少数者にフレンドリーな“彩”のある自治体を目指してください。


性的少数者にフレンドリーな◯◯を目指す要望書提出について、
の◯◯の部分は意図的に消してあるようで不明

どうしても性的少数者は「困難を抱えている」
「生きづらい」「差別されている」と
言いたいようである(涙)

前回の記事でも書いたが、
パートナーシップ制度にしろ同性婚にしろ、
第三者に対するカミングアウトが大前提となってくる訳で、
こういった「困難を抱えている」だの「差別されている」云々という印象づくりは
当事者のカミングアウトを遠ざける要因になっているとしか思えない

すでにカミングアウトしている人は、
仮にパートナーシップ制度なり同性婚が実現したとしても
有意義に活用できるだろうけど
今現在、カミングアウトしていない方が
カミングアウトしづらい社会にしているのは、
他の誰でもなく活動家さん自身であると私は考える

パートナーシップ制度程度であれば、
別に家族へのカミングアウトは必要ないかもしれないが
これを同性婚につなげていこうと考えれば、
間違いなく家族へのカミングアウトは必要になってくる

LGBTの中でもゲイに関して言えば、
社会に対し不安や不満がある方というのは少数派であると思うのよな

だいたい職場内におけるゲイなんて、
あくまで「独身男性」にすぎない
ノンケの独身男性は常に「結婚」というプレッシャーをかけられるが
ゲイならそんなプレッシャーとも無縁だ

しかしながら親にカミングアウトするかしないかで悩んでいる方や、
悩んだ経験があるゲイは大勢いると思う

本来は、「僕は男が好きなんだ」と改って親に言うまでもなく、
「紹介したい人がいる」といって、
ごく自然に同性の恋人を親に紹介できる、
まさに「カミングアウトするまでもない世界」というのが
活動家さんたちが目指していた社会ではなかったのかと思うのよな

それを阻害しているのは
まぎれもなく活動家さん自身です
そろそろ気づきませんか?

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また、社会に対しで「理解しろ」云々と言うまえに、
まずは当事者側に対し、
「世間の誤解を受けるようなことはやめよう」
といった活動をされた方がいいのではないでしょうか

今はなくなったのだけど、
私が暮らす町の駅前にかつて24時間営業のサウナがあって
そのサウナのあちらこちらに「ホモ行為禁止!」と張り紙がしてあった

私は高校生の時から山小屋で働いていたもので、
その頃から地元とこの町を行き来していたのだけど、
高速バスで来ると到着が5時前だったもので、
たびたびこのサウナの世話になっては、
この張り紙を眺め、ホモからの需要はないことを思い知ったものだった(涙)

また、ネットの掲示板なんかでも、
「ハッテンスポット」として、一般的な銭湯やサウナ、公園、海岸、プールなどが紹介されていたものだ

同性愛者に対する偏見というのは、
メディアによって作られたものも多々あるだろうけど
当事者によって作られたものもまた多々あると思うのよな
屋外でのハッテン行為、
公共の場でノンケにちょっかいをかける、
公共の場を「いかにも」な方が占拠する、なんていうのはその最たるものではなかろうか

こういった、世間に誤解や偏見を与えるような行為をやめよう、
と、当事者に訴えることが、
社会に対し云々という前に必要ではないでしょうか

活動家さんが、当事者の方を一切見ていないから、
何を言っても説得力に欠けるのです

いやいや、そんなことをやっているのはゲイだけだ、
レズビアンにもトランスジェンダーにも関係はない、
とおっしゃるかもしれませんが、
それならLGBTというくくりから
ゲイは抜いた方が今後の活動はやりやすいのではないかと思います

それ以前に、明らかに抱えている問題が違う
Tの方とLGBを一緒くたに語るのは、
いろんな意味で限界に達しているのではないでしょうか






この週末、旦那とドライブがてら飛騨高山に行った
街を散策して、ラーメン食べて、
帰りに温泉でも入っていこうとなって、
奥飛騨温泉郷を目指した

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助手席で旦那は寝息をたてはじめ、
そういえば、でもないが、
20年ほど前にも同じルートをたどったことがあったな、
なんてことを思い出す

当時の私はいすゞの「ミュー」っていう四輪駆動車に乗っていたのだけど、
助手席にいたのは男ではなく、女性だった
その時も高山の街を散策してラーメン食べて、
奥飛騨温泉郷に向かったのだ

彼女との、初の一泊旅行だった

私たちは、新平湯温泉にあるとある宿に到着した
宿の方は恐らく、私たちをごく普通の夫婦としてみてくれていた、と思う(笑)
ロビーで「たんぽぽコーヒー」のおもてなしを受けてから、
仲居さんが部屋へ案内してくれた

それまでご機嫌だった彼女の様子が急変したのは、
部屋にあった「露天風呂」を見てからだ

その場で何を言われたのかあまり記憶にないのだけど、
「何、これ、下心丸出しじゃないの!」
みたいな感じで激怒し始めたのである

当時の私は確実に男にしか性的な興奮を抱かない、ということはわかってはいたものの、
実際にゲイ向けのエロビデオを買ってみたら、
男性の裸体には興奮するものの、
男性同士のセックスシーンというのがどうしても受け入れることができずにいて、
うーむ、自分はいったい何者なんであろうか、
と悶々とした日を過ごしていた

なら、女性となら、、、、という下心があったのは事実であるし、
決して否定はしない

しかし、しかし、である
温泉でも行くか、と声を掛けたら、
うん、行く、行く!とご機嫌な顔でついてきたのは彼女の方である
露天風呂付きの客室を選択したことにも、当然、意味があった

私は「へ?」みたいな感じになり、
いやいや、お姉さん、男と女がですね、互いに合意のもとで温泉で1泊、
それも同室でですよ、
そりゃあんなこと、こんなことになるのは当然のことではないでしょうか、
と、言ったらますます火に油を注いだ形になり、
その後翌朝に至るまで、ほぼ会話なしに過ごすことになったのだった

今思えば、あの時の一件が
「自分が女性と付き合うのは無理なこと」
という決定打を与えてくれたような気もする

同性愛というのは世間一般的には異質なものに映るだろうけど、
一応、女性とのお付き合いも経験した身として感じるのは、
異性愛より同性愛の方がよほど楽であるということか

世間に何を言われようが、
別にそんなこと、どうでもいいことだ
社会的には何の保障もない赤の他人である男同士が、
ただ単にお互いを信じてる、というだけで何年も生活を共にしている

うちの場合は旦那のキャラによる部分も大きいのだろうけど、
私は45年ほど生きてきて、
今が一番毎日笑って過ごせてる、そんな気もする

ゲイであることを辛いと考えている若い方がいるなら、
ノンケの苦労も知った方がいいであろうし、
あれこれ悩んでいる暇があるなら
腕立て伏せやスクワットでもして汗をかき、
ゲイにもてる術を考えた方がよほど有意義であると思う

少なくとも、悩みの解決方法を活動家さんに頼ったところで、
彼らは「いかに悩むか」しか教えてくれないのだ
その点だけは気づいておいた方がいい

旦那と私は奥飛騨の湯を満喫してから帰路についた




posted by かずと at 22:00 | ホモのひとりごと

2019年05月14日

豚汁にコショウ




>なぜカミングアウトできる当事者が少ないのか

それは単にカミングアウトの必要性を感じていないからでしょう(笑)
ノンケの大半は「僕は女性が好きだ!」なんてことを言いません
どうしてゲイが「僕は男性が好きだ!」という必要があるのでしょうか






私は多くのゲイは一般社会に対するカミングアウトは必要ないと考えていると思いますが、
親に対してカミングアウトするかしないかで悩んでいる方は、
また、悩んだ結果、言わないと決めている方は
かなり大勢いると思います

ここ数年、私達の周辺においても何組かの同性カップルが同居に踏み切ったのですが、
それでもなお、親には言っていないのです
(うちの旦那も含む)
確か松岡さんのパートナーさんも、
家族全員にはカミングアウトされていないんですよね

私は昨年、LGBT関連のイベントに出席しましたが、
その時に登壇されていた、LGBT関連の仕事をしている方ですら、
「親にだけは言えなかった」とおっしゃっていた

また、ノンケの友人や同僚にはカミングアウトしているけど、
親にだけは言っていないという方も少なからずいるでしょう

どうして日本で同性婚云々の話が盛り上がらないかと言えば、
ゲイに関して言えば親にカミングアウトしている方が
あまりにも少ないから、であると思うのです

パートナーシップ制度にしろ、同性婚にしろ、
大前提が「カミングアウト」です
多くの当事者がカミングアウトをしないのですから、
こういった話が盛り上がらないのは当然のことです

松岡さんにしろ、活動家さんたちの意見というのは、
あくまで「カミングアウトしている当事者の意見」にすぎないんですよね
だから、私なんかは割と納得できる部分も多々あるのです

「カミングアウトをしていない、その必要性を感じない」当事者と
意見が合わないのはごくごく当然のこと、と言えないでしょうか
それはカミングアウトをしている私と
カミングアウトをしていない旦那の関係の中でも当然の如くあったことです

ここでいつも面白いなあ、と思うのは、
松岡さんたち活動家さんたちの主張は、
「多くの当事者がカミングアウトできないのは日本の社会が同性愛者に対し差別的だからだ!」
となる点です

果たしてそうなんでしょうか?

私が、松岡さんたちの活動で一番よろしくないと思うのは、
親の世代に対し
「同性愛者は弱者である、差別されている」
という印象を与え続けていることであると考えます

当事者は仮に同性愛者であることを悩んでいたとしても、
社会に出れば活動家さんたちがいかに適当なことを言っていたかというのが、
身をもって分かるというものです

しかしながら親に関しては違う

親は同性愛者がごく普通に生活している、という
ごくあたりまえの情報にたどり着くことすら不可能なのです

私はなぜ当事者の多くが親にカミングアウトしないかと言えば、
「できない」という思いより
「心配をかけたくない」という思いの方が勝っているからだと
考えます

少なくとも、今現在カミングアウトしたころで
巷にあふれている同性愛者に関する情報なんて
ネガティブなものばかりです

「僕は単に男が好きな男だから何の心配もないよ」

といったところで何も説得力もありません

また、仮にカミングアウトすれば、親は同性愛者についていろいろ調べるでしょうけど、
少なくともネットを通じ得られる情報なんていうのは
活動家さんたちが発するネガティブなものばかりです

また、カミングアウトをされた親が、
杉田水脈さんに対する下品極まりないないデモの様子なんかをみれば
「うちの息子もこんなのに参加しているのかしら」と頭を抱え込むことになるでしょう

となればどんどん子供は親に対しカミングアウトしづらくなる、
とも言えないでしょうか

見方を変えれば、
松岡さんたちの活動そのものが、
カミングアウトし辛い社会をつくり出しているのです

さらに、LGBT云々に政治的要素を絡ませてしまった以上、
いまのご時世においてカミングアウトなんて、
デメリット以外の何者でもありません
どんなに当人が否定しても、
カミングアウトの先にはもれなく立憲民主党と社民党、共産党あたりがくっついてくるのです(笑)

こういった状況にしちゃったのは、
別に社会が悪いわけでも何でもなく、
松岡さんを始めとする活動家さんたちの運動の結果ですよ

>なぜカミングアウトできる当事者が少ないのか想像を巡らせて、

なんて他人事のようによく言えますね(笑)

僕らは単に男が好きな男で、
恋人とも幸せに生きていける、
そんな認識を広めた方が、
親の世代だって安心できると思うし、
当事者側もまた、カミングアウトもしやすくなり、
同性婚というものも本気で考えやすくなると私は考えます

親なんてほぼ異性愛者なんですから、
息子が同性愛者で嬉しいなんて言う人は皆無でしょう
しかしながら、
息子が同性愛者であれ幸せ、かつ元気に生きていてくれれば嬉しいと考える親なら
大勢いると思うのです

こうした考え方が浸透していた方が、
当事者だってカミングアウトしやすいと思いませんか?

しかし、そうやって「僕らは普通に生きています」というメッセージを発しつつ、
同性婚の実現を目指しているような方を
活動家の支持者は攻撃するのです

松岡さんも当然ご存知ですよね

特に松岡さんの出身大学の某教授の周辺の方々なんて、
当事者に対して罵詈雑言を繰り返してますけど、
日頃から「人権云々」とおっしゃっている松岡さんが、
それに対しどういった感想を抱いているのか、
ぜひ知りたいところです

ちなみに、、、
私は松岡さんはまだ若いんだし、
いったん彼らとは距離を置いた方がいいのではないかと思います

松岡さんは40年後も彼らのように
「社会が悪い!」「ゲイは差別されている!」と
ネチネチ文句言いながら生きていたいですか?
それよりはもっと彼氏とのラブラブな日常を綴っていきたいとは思いませんか?

ま、彼らが理想の姿であるならご自由にどうぞ、ですけどね(笑)






週末、旦那はかねてから映画版の「コナン」を見たいと行っていたのだけど、
私がまるっきり興味を示さないもので、
結局「友達と見に行ってくる」となり、
「どうぞご自由に」と見送った昼下がり、
何か食べるかと台所に立つ

冷蔵庫を覗けば大根やら人参やらごぼうやら、豚肉も少々あったもので、
豚汁風のうどんをつくることにした

豚汁をつくっていると、
私がかつて働いていた社員寮に入ってきた新入社員の子をつい思い出す
高卒の18歳、ラグビー部出身、のツトムくん
もろ体育会で超がつくほど可愛かった(笑)

私はその社員寮の食堂のお兄さん(当時は一応20代)をやっていたのだが、
ここの人気メニューのひとつに「豚汁」があって、
大鍋にデンとつくって電熱器にセット、
丼とネギ、一味や七味を置いて各自でよそってもらうようにしていた

するとツトムくんが厨房に入ってきて、
「コショウ、ください」なんてことを言う

私は翌朝の準備をしていたもので、
「そこの棚の奴もってきゃいいよ、何すんの」と聞いたら、
「豚汁にはコショウっすよ」と笑う

「豚汁には一味」と頑なに信じていた私は
変わった子だなあ、でも可愛いなあ、と思いつつ、気にもとめずにいたのだけど
何年かして私は従食を作る側から食べる側に転身して、
ツトムくんとたまたま一緒に食事をとることになって、
その時のメニューがたまたま「豚汁」だった

ツトムくんはやはり厨房に行って、
ギャバンのでかい業務用のブラックペッパーを持ってきて、
豚汁にでんでんでんとかけて「うめえ」と言う
その表情があまりにもうまそうであったので、
私も、ものは試しとかけてみたら、
「いつもの豚汁」がまるで違う味の豚汁に変化した

ツトムくんは
「みんなにおかしいって言われるけど、うまいっしょ。豚汁にコショウ」
とニコリと笑い、
私はうなずくしかなかった

IMG_6525.jpg

肉と野菜をごま油で炒め、
水を入れて煮立たせ粉末だしとにんにく、生姜を少々、
うどんを入れて再沸騰したら丼によそい、
ネギをのせ、コショウをたっぷり振る

IMG_6526.jpg

豚汁なんて随分久しぶりにつくったけど、
根野菜もたっぷり取れるし幸せな気分になる
とりあえずゴボウさえ入ってりゃ、
豚汁っぽくなるのよなww
コショウをふればキュッと味が引き締まる

あー、ツトムくん、可愛いかったなあ、
あの時高卒だったから今は後半、
そっか、旦那より年上か、
もう結婚して子供もいるんだろうな、
何度か風呂場でも遭遇したけどいいカラダしてたよなあ、、、
とあれこれ勝手に思い出しながら食すれば、
一人きりの週末の昼飯も寂しくはない

さ、夜ご飯は何にしようかな、、、、
posted by かずと at 15:00 | ホモのひとりごと